19th March 2021

担当:関戸 有里(日本ERI)

【接続区分の要件についての研究 】

  • 国ごとに異なる分類をつなげて一致させることで、業界の様々な関係者が繋がり、国を超えて協業することが出来るようになる。まずは、様々な目的に合わせて、契約や計算方法、維持管理の国内レベルの統一のためのマッピングを検討し、協力することが必要である。さらには、国際的な基準とも一致させたいということで、活動を行っている。
  • オランダのユースケースを紹介。(NL/SfBとifcのマッピング)スキポール空港では、オランダのオブジェクト分類であるNL/SfBをIFCという国際基準にマッピングを行った。このオブジェクトには4つの異なるレベルがあり、その違いを理解することに苦労した。
  • このマッピングを容易にし、国際的な分類とリンクさせるためには、プラットフォームが必要である。この例では、bSDDが考えられ、bSIとのコラボレーションプラットフォームとして活用する可能性を検討したい。そのための、分類の検討を行い、さらには分類することでどのような付加価値があるのかを検討することが必要となる。例えば、オブジェクトが持つ分類の中で、その場所を特定できるといった機能を活用できると価値が上がるのではないか。
  • 今後、分類やその作業方法など、業界のすべての知識や専門家を集結し、実現するための必要要件をまとめたい。