19th March 2021

担当:塩見 理絵(日本設計)

【ドアを題材とした形状と情報(パラメータ)のデータ連携フローの研究】

  • スイスBern大学の学生の研究成果発表(Certificate of Advanced Studies)
  • 現状のドアプロダクトのモデルが複雑で扱いづらい点を挙げており、少ないジオメトリックパラメータで100を超える要求事項をプロダクトへデータ連携していくか、効率よくERPシステムに載せていくか、を課題としている。
  • 現状分析として3つの会社のワークフローをUseCaseとして比較し、データのミッシングリンクや手戻りを洗い出し見える化している。
  • 上記の課題に対して、箱状の簡略化されたジオメトリに共通化されたパラメータをもつIFCコアデータと、それにリンクされるドアプロダクトデータという構成を提案。
  • 製造につなげるためのモデルを考える上で重要な点として、①プロダクトデータテンプレートの作成 ②ジオメトリ情報(製造に必要な寸法) ③与条件・仕様情報をもったコアデータ(IDM・IDS) ④ワークフロー上の位置づけ ⑤LOD LOINの定義 を挙げている。