24th March 2021
担当:有賀 貴志
このセッションでは、プロジェクトの総括および成果物の公開、フェーズ2プロジェクトの説明があった。
- 港湾プロジェクトは2018年1月31日に開始し、2020年10月頃にほとんどの作業を終えた。プロジェクトは6つの作業があり、要件分析、拡張機能開発、ドキュメントとガイドラインの開発、およびモデルおよびソフトウェアツールの開発が主な作業であった。プロジェクトではRevitエクスポートプラグインやプロトタイプのIFCビューアとプラットフォームを開発した。成果は、インフラ展開プロジェクトの単体テストに提供した。プロジェクトの成果物は「要件分析レポート」、「分類モデルレポート」、「拡張概念モデルレポート」および「実装レポート」の4つのドキュメントで、ドラフトを4月1日に公開しフィードバックを反映したあと5月にbSIに提出する予定。
- 次期プロジェクト(フェーズ2)を計画している。フェーズ2は対象範囲を沿岸保護、侵食保護、洪水対策、潮力発電や洋上風力発電に広げることを検討している。インフラ展開プロジェクトの実施などを受け、MVDおよびIDS(情報伝達仕様)の対応を計画している。フェーズ2の実施にあたり、すでに資金提供を申し出ているパートナーもいるが、さらに参加者を広く募集する。