23rd March 2021
担当:千葉 洋一郎(パシフィックコンサルタンツ)
このセッションでは、IFCトンネルプロジェクトのフェーズ2の進捗状況と内容についての説明が行われた。
- フェーズ1は要求分析が行われ、要件の確認については3か月以上に渡り 10カ国から200以上のコメント・提案あり、2020年に予定している要求分析2に反映させる。
- フェーズ2では仕様策定をIFC4.3+をターゲットして、UML概念モデル、Express schema、HTMLドキュメント等の開発が行われている。
- IFCトンネルでは、地質学とジオテクニクス、システム、トンネル内空間構成、掘削、支保工、ライニングからトンネルが構成されるとしている。また、マッピングとIFCモデルの一貫性を確保するため、OCGとで概念と意味の共通化を図り整合性を図っている。
- 今後の作業として、UML概念モデルの構築とスキーマへの実施が行われるが、その際のトッピクとしては、測地座標系から生じる歪みの問題、断面内での線形位置、幾何形状表現(TIN、NUBRS)、スウィープ形状、地盤のボクセル表現などがある。