25th March 2021

担当:足達 嘉信(鹿島建設)

【BIMとIoT/SmartCityのデータモデルへのデータマッピングについて】

建設デジタルツインの構築には、BIMデータだけではなく、BIMデータが表現している現実空間上におけるIoTやロボットシステムなどの分野のセンサー情報との接続関係が必要となる。このようなBIMとIoTから構築されるデジタルツイン構築には、BIMのデータモデル標準であるIFCと、IoT分野のデータモデル間のマッピングが必要となる。

現在、スマートシティに関連するIoT、ロボット分野のデータモデルの一つとして、FIWAREのNGSIが注目されている。NGSIには、Building, Device、Parking, Point Of Interest, Street Lightingなど、IFCのデータモデルといくつかの領域で重なっている。また、MicrosoftのDigital Twin Description Language (DTDL)  のデジタルツインに関連するデータモデルを構築する技術が出てきている。

IoTを活用したアプリケーション開発分野では、プログラミングコードを記述せずグラフィカルなインターフェースでアプリ開発を可能とするVPL(Visual Programming Language)環境が活用されてきている。

BIMで表現している空間情報を、IoT、ロボット、スマートシティなどのアプリケーション開発に容易に活用できるようにするために、IFCからIoT・スマートシティ側のデータモデル(例:NGSI)へのマッピング手法、そのためのIDM、MVDの策定が今後重要なステップとなる。