22nd March 2021

担当:四月朔日 勉(川田テクノシステム)

IFC RailプロジェクトのIF (Implementers Forum) に関するセッションであり、成果、進捗報告に加え、各ベンダー毎に本プロジェクトに対する貢献が報告された。

  • 2018年のプロジェクト開始から今までの3年余りで92回のミーティングを実施しており、現在はユニットテストフェーズであるが、4月に完了し、その後はストーリーラインの検証に入る。(ストーリーラインとは、包括的で粒度の荒いビジネスユースケースのことを指す模様)
  • ストーリーラインを元に作成したユニットテストは、6つのトピック(線形、配置、掃引形状、空間構成、システム関連、ネットワーク)に分類し、テスト担当ベンダーに割り振っている。
  • テストのボリュームは、ストーリーライン9個、トピック6個、ユニットテスト33個、テスト用IFCファイル37個であった。(ただし、本セッションで示されたものに限る)
  • 関係者間の協働作業を支援するツールとしてGit Hub 、Miro board(オンラインホワイトボード)を活用している。
  • ACCA SoftwareのusBIM.platformというクラウドサービスが紹介されており、遠隔での協働作業に有用と思われたが、フリーアカウントでは試すことすらできなかった。